診療理念

本院は、単なる気持ちよくするためのマッサージや、ボキボキ関節を鳴らすような手荒な治療は一切いたしません。なぜ痛みや症状が出てしまったのかを捉え、安全にかつ適切にアプローチします。

通事故や骨折、打撲などの外傷以外で、腰痛や膝痛、肩こり、頭痛などの症状が出る場合は、日常生活に問題があることが殆どです。

学関係の本を見ると、いろいろな病気や痛みについて書かれています。その中の『原因』という項目だけをみてみると、「~と推測される」「~と考えられている」「~などの説がある」「真の原因は不明である」といった記載が非常に多いのです。つまり、はっきりした原因はつかめていないというわけです。それでも、症状に対する薬や処置は用意されています。

因というものは、なにもダイオキシンとか遺伝子やウイルスなどの「物質」とは限りません。生活の中で何気なく反復する行為が体のバランスを崩す様に作用し続ければ、痛みや病気を作り上げるくらいの莫大なエネルギーレベルになるのです。

痛が人類の宿命で、移動に支障をきたすできそこないであれば、歴史の途上で消滅していたはずです。しかし、500万年以上も存続しています。また、腰痛が人類の宿命であるならば、全ての人が腰痛になるはずです。でも、そうではありません。腰痛になる人にはそれなりの理由があります。その理由がわかれば、逆に腰痛を未然に防ぐ手段もみえてきます。ですから、腰痛は人類の宿命ではありません。 施術をしながら、関節痛や病気をつくった誤った生活習慣(原因)に気づいてもらい、正しい体の使い方を学習することで、治癒を早め再発を防ぐためのものです。これは対症治療よりも重要な、原因治療です。

たちがいくら確かな施術を行使して痛みや症状をとり除いても、日常生活自体の改善がなければ、原因がとれていないのと同じことなので、また繰り返し同じような痛みや症状がでてしまいます。これでは本当の治癒とは呼べません。

当の治癒を目指すため、本院では施術の他に日常生活のアドバイスにも積極的に取組んでおります。自身の日常生活の改善は、簡単そうでとても難しいものです。自身のやる気なくしてはとても成り立ちません。共に健康回復に努め、最後には笑らえるように頑張ってみましょう。

院は、患者さんと共に一緒になって、病気や障害を克服のお手伝いするための療養所を目指しています。

院長プロフィール

院長 ■名前 木平淳一
■役職 きひら指圧整體治療院院長
全日本指圧師会講師
■ニックネーム いっちぃ
■血液型 AB型
■出身地 埼玉県入間郡毛呂山町
■趣味 サッカー、ダーツ、読書、ウォーキング
■好きな物 コーヒー、パスタ、パン、和菓子、頑張る人
■嫌いな物 油物、タバコのニオイ、嫁の不機嫌
ゴミ・タバコのポイ捨てする人
■運動歴 少年野球、サッカー

■皆さんに一言:
近年、現代の医学は様々な専門分野に分かれています。大きな病院に行けば、内科だけでも呼吸器・循環器・消化器・泌尿器など多岐にわたります。その結果、本来はオールマイティーであるべき医師が、それぞれの専門分野の範囲でしか患者を診れなくなってきています。(医師は歯科以外の全ての医療行為が許されていますが、現代では例えば内科の医師が骨折の治療をする技術がないというのが現状です。) それ故、熱が高ければ解熱剤を出し、血圧が高ければ降圧剤を出すといった対処療法が主流となっています。本来なら患者の全体像を診て、原因をつきとめなければ、本当の意味での治療は望めないはずです。目先の症状だけを対処療法で抑え込めば、人の体はどこかで破綻します。 そして現在は情報過多から、あれこれ振り回されている方も多いと思います。当院は原点に返り、ヒトの発生学的観点から捉えて、ヒトの3大生理のひとつである「歩行」に着目し、近年の歩行減少が様々な病気や症状を作ることがわかってきました。出会った人皆さんに歩行の大切さを理解してもらい、自ら手本となるように歩き続けることで体現していきたいと思います。共に病気や障害などを克服できるように、私と一緒に元気になりましょう!